2016年3月12~13日に行われた「第1回日本eスポーツ選手権大会」結果
日本eスポーツ協会(JeSPA)が主催するeスポーツ大会「第1回 日本eスポーツ選手権大会」の決勝大会が2016年3月12日(土)13日(日)の2日間、豊洲PITにて開催されました。
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大阪、東京、オンラインと各地で予選を勝ち抜いてきたプレイヤーと、当日予選を通過したプレイヤーによる決勝戦がついに行われました。今大会の種目タイトルは、格闘ゲーム「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)」FTPゲーム「Counter-Strike: Global Offensive(カウンターストライク グローバルオフェンシブ)」スポーツゲーム「FIFA16」以上の3タイトルが正式書目として、また、「DEAD OR ALIVE 5 Last Round(デッドオアアライブ5 ラストラウンド)」と、「ROCKET LEAGUE(ロケットリーグ)」の2種目が当日参加OKのオープン種目として開催。
競技に参加したプレイヤーは約350名、全配信は10万人以上が視聴する大きな大会となりました。
第1回日本eスポーツ選手権大会 結果 |
デッドオアアライブ 5 ラストラウンド 結果(オープン種目)
初代優勝者のシオロジカ選手
順位 | プレイヤー | 使用キャラクター |
優勝 | シオロジカ | ゲン・フー |
準優勝 | A1R-GEAR | レイチェル/ジャン・リー |
3位タイ | 輝Rock | レイファン |
3位タイ | Zacky Wild | ラ・マリポーサ |
5位タイ | 肉付きMAX | バース |
5位タイ | GG|神園 | ミラ |
5位タイ | こんぴお | ラ・マリポーサ |
5位タイ | cAfe | 雷道 |
優勝したシオロジカ選手は「(トーナメント進出者)はいつも対戦しているメンバーが多かったので、緊張すること無く戦えたのか大きかった。やっと結果が出せて嬉しいです。」とコメント。
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大会後には早矢仕プロデューサーから、3月17日(木)家庭用の「井伊直虎」&コスチューム配信の開始、3月29日(火)から戦国無双コラボコスチューム配信開始、7月に『DEAD OR ALIVE FESTIVAL 2016』開催決定のアナウンスがありました。フェスでは『Battle Royal 2016』アジア公式予選が行われ、優勝者にはアメリカ・フィラデルフィアで開催予定の決勝戦へ招待されます。
ロケットリーグ 結果(オープン種目)
優勝した雷門軍団のプレイヤー
順位 | チーム |
優勝 | 雷門軍団(篠崎アキラ/RAID-XX/Ryu-Diarly) |
準優勝 | クジラックス(kamek_058/noikari/TISSUEPAPE) |
3位タイ | ishr軍団 |
3位タイ | 帝国学園 |
優勝は雷門軍団。決勝戦を振り返って「今回は参加者が少なかったが、次の大会ではもっと人数が増えてわいわいできたらな」とコメント。
確かにロケットリーグの大会を見たのは私も初めてでしたが、攻守の切り替えが目まぐるしくて、チームプレイが非常に重要なゲームなのではと感じました。
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FIFA16 結果
勝利後に大きくガッツポーズのじぇー選手
順位 | プレイヤー | 使用チーム |
優勝 | じぇー | レアルマドリード |
準優勝 | まいきー | レアルマドリード |
3位タイ | たけはら | ユヴェントス |
3位タイ | kuriken | レアルマドリード |
5位タイ | fantom | |
5位タイ | Peko | |
5位タイ | K | |
5位タイ | ザリガニ | バイエルンミュンヘン |
優勝はじぇー選手。「優勝できるとは思ってなかったので本当に嬉しい」とコメント。ゲスト解説、元日本代表の秋田豊選手も、じぇー選手のプレイングに対して「個の能力、チーム全体のマネジメント、フォーメーション、選手の選択や時間帯によって戦い方を変えることができる…J(クラブチーム)の監督も出来るかもしれない(笑)」と絶賛。若干17歳の若きプレイヤーが日本一に輝きました。
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CS:GO 結果
優勝が決まりチームメイトと喜ぶ CROOZ Rascal Jester
順位 | チーム |
優勝 | CROOZ Rascal Jester |
準優勝 | Absolute |
3位タイ | Episodic |
3位タイ | Team Rapture Play |
5位タイ | Black Eye |
5位タイ | チームタイタン |
5位タイ | DeToNator |
5位タイ | 鵺 |
優勝チームはCROOZ Rascal Jester。「決勝戦は思ってた以上の実力が出せた。(チーム内の)連携も取れて楽しめた」とコメント。試合終了後は、メンバーと喜びを分かち合ったり、お互いチーム同士で検討を称えあったりとチーム競技ならではのいい部分も見れた試合となりました。
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ギルティギア イグザード サイン 結果
優勝したどぐら選手
順位 | プレイヤー | 使用キャラ |
優勝 | どぐら | シン |
準優勝 | ふも | エルフェルト |
3位 | DC | シン |
4位 | まちゃぼー | カイ |
5位タイ | 小川 | ザトー |
5位タイ | もっちー | ソル |
7位タイ | GZL|コイチ | イノ |
7位タイ | りおん | カイ |
優勝は当日予選を勝ち上がったどぐら選手。ウィナーズから無敗のまま優勝まで駆け上がりました。この嬉しい気持ちを誰に伝えたいですか?という問いに「今日、関西で一緒に住んでいる彼女が誕生日なんすよ(笑)、はい、(彼女が)応援来なかったら優勝ってジンクスまだ続いてしまっているけどごめんなさい、とりあえず優勝できました」とコメント。ほんまおめでとう。
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その他 |
今大会の中で、昨年日本時間12月7日にサンフランシスコで行われた『カプコンカップ2015』で優勝したかずのこ選手も表彰されました。
表彰状を受け取り握手を交わすかずのこ選手
第1回ということで、各予選大会では配信の不安定な感じなど、少々心配する声も少なくなかったと感じましたが、決勝のハイレベルな試合はどの種目を見ても楽しめたのではないでしょうか。日々盛り上がりをみせるeスポーツですが、国内ではこういった大きな大会はまだまだこれからでもあり、さまざまなジャンルのTOPプレイヤーのプレイを楽しめるイベントがもっと増えて欲しいですね。
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