【ハースストーン】新ルール「スタンダード」と「ワイルド」について

日本でもプロチームの誕生（※記事）など、ますます盛り上がりを見せる「ハースストーン」ですが、2016年2月2日に運営元のBlizzard Entertainmentより、ハースストーンへの新たなフォーマットが導入されることについての記事が公開されました。

公式ルールなども含めて、いままでのプレイスタイルが一新される大きな改革のため、現時点でユーザーの反応も様々。イースポタイムでも公式とあわせて、新フォーマット「スタンダード」及び「ワイルド」を紹介しつつ学んでいきたいと思います。

デザイナーの洞察 by ベン・ブロード：新しいプレイ方法

ゲームデザイナーのベン・ブロード氏の解説動画によると、今回の新フォーマットの導入は、現状のハースストーンというゲームをプレイする上での様々な問題（ゲームバランスが変わりにくいことや、新規ユーザー参入のハードルの高さ）に対しての解答なのだという内容から始まります。

使用可能カードの変更
スタンダードでは、「基本」「クラシック」と過去2年間にリリースされたカードのみ使用可能になります。

毎年、最新の拡張版をリリースする際にフォーマットをリセット、新たに使用できるカードが変わってくという仕様。今後、拡張版をリリースする際にはテーマを設け特徴を出していく。記念すべき初回は「クラーケン年」となる予定。

スタンダードが適用されるモードは「フレンド対戦」「ランクマッチ」「カジュアルマッチ」のみ。※「闘技場」「ソロ・アドベンチャー」は適用外。

今後は公式大会・世界大会はこの「スタンダード」での対戦が標準になるようです。

なんでもありのフォーマットが「ワイルド」となります。カード制限などが無い、従来どおりのプレイが可能です。今まで集めたカードはもちろん、これからリリースされる新しい拡張版のカードも、なんの制限も無く使用できるようです。

今までプレイしていたものが今後は「ワイルド」って呼ぶようになるからね、といったところでしょうか。

「ランク戦」「カジュアル」「フレンド対戦」はもちろん、「スタンダード」「ワイルド」それぞれのフォーマットごとにマッチングされます。「スタンダード」でプレイしているユーザーは「スタンダード」のプレイヤーが選ばれます。

公式には、「スタンダード」導入後は、ランク戦に際して「スタンダード」か「ワイルド」かを選ぶことができ、フォーマットごとにランキングが決まります。とあります。ということは、今後はそれぞれのフォーマットでランキング上位を目指す形になりますね。ただ、ランク戦の報酬は、それぞれのフォーマットどちらか一方のランクが高い方で受け取ることができるそうです。とりあえずランク上げは「ワイルド」で頑張って、「スタンダード」を練習しよう、といったプレイングも可能になりますね。

新しいフォーマットの開始は今春予定。実装の際には、基本とクラシックの一部の調整見直しが入ることも発表しています。詳しい内容はまた実装間近に発表になるとのこと。

ほかにも、デッキスロットの拡張（9から倍の18へ！※要9人全員のアンロック）もあり、よりバリエーションに富んだデッキ構築が試せそうです。

現段階では「ナクスラーマスの呪い」（とカードパックのゴブリンvsノーム）が該当しますが、スタンダードに含まれなくなるアドベンチャーは今後ショップでの購入が出来なくなります。（スタンダードに含まれるアドベンチャーは今後も現金・ゴールドで購入可能）購入が出来なくなったカードセットは魔素を使って作成できるようになるようです。※今まで作れなかったアドベンチャーカードも今後は作れるようになるとのこと。

スタンダード外のアドベンチャー購入について
スタンダードに含まれないアドベンチャーは今後の購入が出来なくなります。が、1つでも区画を所有している場合は、残りをゴールドを使用しての購入が可能。

まだ私は恥ずかしながら新参プレーヤーなので、このゲーム自体が新しいステージに立つという意味で、この大改革は必要不可欠な項目なのでしょう。今まで苦労して集めてきたカードが使えなくなることについてはいろいろ問題もあると思いますが。。

でも、こうした環境の変化でまた新たなデッキを開発したりされたりする楽しみもありますし、さらに大きな盛り上がりを期待したいです。

その他詳細は公式サイトをご確認ください。

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